岩槻区のロゴマークを手に持つ小島義則区長(左)と、表彰状を受け取った県立岩槻商業高校3年の平山渚々美さん(岩槻区提供)
岩槻区の誕生から4月で20年を迎えるのに合わせ、区は20周年記念ロゴマークを制作した。デザインは、区内の高校に通う生徒の図案をもとに作成。今後、区の事業や広報などで積極的に活用する。
同区は昨年6~9月、区内の大学と高校にデザイン案の作成を依頼し、45点の応募があった。10月の岩槻やまぶきまつりで来場者投票を実施し、投票数922のうち最多の128票を獲得した図案をもとにデザインを決定した。
図案を作成したのは、県立岩槻商業高校3年の平山渚々美さん。岩槻区の花「やまぶき」や、ひな人形で「人形のまち岩槻」を表現した。「永遠」を意味するかすみ文様には、岩槻のさらなる活性化への願いが込められている。
ロゴマークの使用期間は、4月1日から1年間。営利目的利用などを除き、区に申請すれば誰でも使用できる。区コミュニティ課の担当者は「市民団体の広報誌やチラシなどで使っていただき、ぜひ盛り上げてほしい」と話している。
4日に岩槻区役所で表彰式が行われ、平山さんは「まさか自分の作品が選ばれると
は思っていなかったので、連絡が来た時は驚きました。岩槻区のますますの発展を願っています」とコメントを出した。
問い合わせは、区コミュニティ課(☎048・790・0122)へ。
=埼玉新聞2025年3月16日付け10面掲載=
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