川越工業高生が川越巡るバスのクリスマス装飾

装飾したラッピングバスに乗る川越工業高校デザイン科の生徒ら＝３０日、川越市西小仙波町の川越工業高校

　川越市中原町のイーグルバス（谷島賢社長）は、川越の観光地を結ぶ「小江戸巡回バス」のクリスマス装飾を地元の川越工業高校デザイン科生徒の有志に依頼し、１１月３０日に生徒らへ感謝状と記念品を贈呈した。
　同社は昨年１２月、新型コロナウイルス感染症の影響で運休していた小江戸巡回バスの運行再開を機に、クリスマスやお正月に合わせて車内装飾を行っていた。今年は若い世代にも活動を知ってもらおうと、同校に協力を依頼した。
　今回生徒らが作ったのは吊革の装飾。有志の一人の女子生徒は「制作時間も限られていて大変だったが、一からデザインやイラストを描いてオリジナリティのある装飾ができた」と笑顔で話した。
　同バスは１２月２５日まで、小江戸巡回バスの路線で運行予定。

＝埼玉新聞２０２３年１２月１４日付け１１面掲載＝

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