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川越希望の一文字 来年は「和」 川越女子高校書道部が揮毫

「川越希望の一文字」をしたためる県立川越女子高校書道部の生徒たち=23日、川越市南通町の川越八幡宮

 

 間もなく訪れる2024年に思いを託す「川越希望の一文字」が23日、川越市南通町の川越八幡宮で発表され、「和(わ)」に決まった。大勢の参拝客が見守る中、県立川越女子高校書道部の生徒たちが、1・8㍍四方の紙に赤黒2色の墨で揮毫(きごう)。作品は1年間、境内に展示される。
 希望の一文字は、同八幡宮の氏子らでつくる実行委員会が主催。昨年初めて行われ、今年が2回目となる。今回は10月1日~12月10日まで募集し、市内外から4230通の応募があった。1位は426票を集めた「和」。2位が230票の「翔」、3位は188票の「光」だった。
 揮毫は5人の2年生部員が行った。「和」の文字を担当した部長の八下田桜子さん(17)は「温かいイメージにしたかったので、書体は行書を選んだ」と言う。顧問の野中隆士教諭(59)は「一発勝負で緊張したと思うが、よく書けた」と褒める。実行委事務局で同八幡宮禰宜(ねぎ)の榊原祥光さん(56)は「各地で紛争や戦争が起きている。来年こそ、川越から世界に平和が訪れますように」と願った。

 

※榊原さんの「榊」は木へんに神

 

=埼玉新聞2023年12月24日付15面掲載=

 

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