第9回全日本大学女子硬式野球選手権大会で3度目の優勝を飾った加須市の平成国際大学女子硬式野球部が26日、地元のスーパーまるたけ騎西店で、「アスメシ丼」などの特売セールを行った。ひと味違う凱旋報告をした。
アスメシ丼は、加須市と花咲徳栄高校、平成国際大学、丸武などが関わった産学官連携商品。女子野球の聖地・加須市にふさわしい商品となるよう、アスリート向けに栄養バランスが取れた弁当として開発された。
特売セールを行う平成国際大学女子硬式野球部=加須市騎西のスーパーまるたけ騎西店
特売セールには、同野球部から濱本光治監督(67)、優勝に貢献しMVPを獲得した久保夏葵投手(3年)、新戦力の金田涼々外野手(1年)など計6人が参加。スーパーを訪れた人などから「優勝おめでとう」の声もあがった。
濱本監督は「5月21日に高知県の安芸市営球場で行われた決勝では、愛知県の至学館に4ー3で劇的な逆転勝ちをした。5大会ぶり3度目の優勝をすることができた」と話した。
同スーパーでは、アスメシ丼40個を用意した。特売セールでは、同野球部が関わっている純米大吟醸「明軽(めいけい)」も販売された。いずれかを買った人にはもれなく「女子硬式野球応援ソング」のCDをプレゼントした。
久保投手は「地域との関わりを感じる。そのことが力になる」と笑顔。金田外野手は「商品開発に取り組み、多くの人と関わってきている。まわりから愛されるチームになりたい」と話した。
=埼玉新聞2023年5月29日付け11面掲載=
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