園児とゲームで交流を深める皆野高校の生徒たち=5日午前、町立皆野幼稚園
県立皆野高校(皆野町大渕)の3年生が5日、保育実習を行った。町立皆野幼稚園(同町国神)を訪問し、園児たちと一緒に体操や英語学習、給食などを楽しみ、保育の重要性を学んだ。
同校は進路選択やキャリア形成を目的に、2007年から毎年3年生が保育実習に参加。代表生徒が1カ月前から皆野幼稚園職員と事前打ち合わせを行い、園児との正しい接し方や指導方法などを学んだ後、実習に臨んでいる。
午前に行われた英語遊びでは、園児と生徒がALT(外国語指導助手)の指導を受けながら、英語で自己紹介やリズム遊びなどを体験。元気いっぱいな園児たちの笑い声が園内に響いた。
同校3年の葭田水晶さん(17)は「泣いてしまったり、恥ずかしがっている園児への接し方が難しく、保育士の大変さを学んだ」と話していた。
=埼玉新聞2024年6月8日付け11面掲載=
カテゴリー
よく読まれている記事