コロナに「勝」願い込め
奉納した「勝」文字の前で、演舞を披露する県立川越高校応援部員=19日午後、川越市南通町の川越八幡宮
県立川越高校応援部は19日、川越市南通町の川越八幡宮(榊原祥光宮司)に「コロナに勝つ」の願いを込めた巨大「勝」文字(縦横各1・8㍍)と演舞を奉納した。
コロナ禍で市内のさまざまな事業やイベントが中止を余儀なくされている。今年は市制施行100周年だが、いまだ感染拡大は収まらない。そこで「古来から人々の『心のよりどころ』で、『勝負の神様』として知られる川越八幡宮神前で、『市民に勇気や希望を与えられれば』との願いを込めて書いた大きな『勝』文字と演舞を奉納することとなった」(榊原宮司)という。
「勝」の文字は、部員の伊東弘貴さん(2年)が書いた。この日は、神事の後、吹奏楽部の応援演奏の中、応援部員7人が第1応援歌、川高応援メドレーなどを披露し、参拝者から大きな拍手を受けていた。
長嶋一輝部長(2年)は「コロナ禍で活動が制限されている中、素晴らしい機会を与えていただいた。大変な思いをしている市民の皆さんに少しでも励みになってもらえればと思い全力で演舞を奉納しました」と話していた。
=埼玉新聞2022年3月22日付け11面掲載=
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