県立深谷商業高校(西木成男校長)情報処理科の3年生内田杏珠さんと木村快さん、2年生の柳瀬拓己さんが、情報処理推進機構(IPA)が実施する「情報処理技術者試験」のうち3種目に合格した。
国家試験3種目に合格した生徒=県立深谷商業高校
同試験は、情報処理技術者として一定以上の水準であることを経済産業省が認定する国家試験。企業で評価されるため社会人が多く受けているという。3人が合格した種目は基本情報技術者試験(FE)とITパスポート試験(IP)、本年度から情報セキュリティマネジメント試験(SG)に挑戦した。
内田さんと柳瀬さんはコンピュータ部、木村さんは簿記部でも活躍。柳瀬さんは通学で利用している路線バスと電車に乗っている時も試験勉強に励んできた。
資格を取るため同校に入学した内田さんは「検定を受ける機会が多かったので、努力する力を身に付けました」、木村さんも「効率的に学ぶいい機会になった」と高校生活を振り返る。
4月から内田さんは社会人で「プログラミングに関係する仕事に就きたい」と夢を膨らませ、木村さんは簿記の専門学校に進み「公認会計士になりたい」と新たな目標を掲げている。
3月10日は卒業式。柳瀬さんは「つらいこと、大変なことがいっぱいあると思うけど、頑張ってほしい」と先輩を見送る。
=埼玉新聞2023年2月18日付け11面掲載=
関連記事
サイト内の
深谷商業高校の基本情報は→こちら
カテゴリー
よく読まれている記事