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技術職の採用に高校推薦枠創設ー川越市

 川越市は3日、技術職の採用者を増やすため、本年度の職員採用試験(2026年4月1日採用)から高校生枠を新設すると共に学校推薦枠制度を創設すると発表した。本年度試験では県立川越工業高校を推薦枠の対象とする。
 市によると土木や建築、電気、機械など技術職の応募者数がこの数年間、募集人数を下回っている。24年度には11人を募集したところ、1次試験の受験者が4人で内定者はゼロ。23年度は16人の募集に対し、内定者は2人だったという。こうした現状に対応するため市は従来、大学生や民間企業経験者などを対象にしていた技術職の採用枠を、高校生にも拡大させる。
 学校推薦枠制度では学校側から推薦を受けた人を審査する。対象者は1次試験(筆記、面接)が免除され、2次試験の面接から受験する。
 本年度は1次試験が8~9月に行われる。市の担当者は「今回の結果を見て不足が続くならば、近隣の大学や工業高校に相談し拡大も検討したい」としている。

 

=埼玉新聞2025年7月6日付け10面掲載=

 

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学校の特徴~学校からのメッセージ2025~

本校は、明治41年の開校以来、埼玉県で最も伝統と歴史のある工業高校として、常に工業界をリードする人材を育成してきました。「誠実・勤勉・創意」という校訓のもと、心と体を鍛え、技術を磨き、将来の夢を実現するための第一歩を踏み出せる学校です。令和8年度からは、就職や進学など多岐にわたる進路選択が可能な新たなカリキュラムを導入します。また、部活動も盛んで、全国大会や関東大会に出場する部が複数あります。

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