埼玉新聞社 高校受験ナビ

日本薬科大学と連携協定締結 競技力向上を図るー大宮東高校

包括連携の協定書に調印し、記念撮影する大宮東高の上條岳校長(右)と日本薬科大の都築稔学長=伊奈町の同大さいたまキャンパス

 

 大宮東高と日本薬科大は23日、双方の活力ある個性豊かな教育活動の推進に寄与することを目的として包括連携協定を締結した。運動分野の指導者と競技者が相互交流し、地域の競技力向上などを図る。伊奈町の日本薬科大さいたまキャンパスで行われた調印式には同大の都築稔学長と大宮東高の上條岳校長らが出席した。
 協定は①高校および大学による特別講義②高校および大学の生徒・学生・教職員の交流③ボランティア・サークル・部活動などの相互の連携および情報提供④高校および大学の施設や設備などの優先利用⑤その他、目的を達成するために必要な事項―で連携することを盛り込んだ。
 部活動については双方の連携によって競技者と指導者の強化を図る。また、同大の医療・薬学分野の強みを生かして、高校生のアンチ・ドーピングや食の意識向上、体づくりなどの科学的サポートを検討している。
 日本薬科大はこれまで県内の23自治体と連携協定を結び、地域価値向上を図っている。都築学長は「スポーツ分野にとどまらず、大学ができる支援で地域や公立高校の課題を解決したい」と協定を通じて活力ある地域の実現を目指す。
 大宮東高の大学との協定は今回が3例目となる。同校の卒業生には、バドミントンでリオ五輪銅メダリストの奥原希望らがおり、生徒の約9割が部活動に所属している。上條校長は「大学の素晴らしい施設を活用したい。薬物について生徒の意識を高めたい」と期待を込めた。

 

=埼玉新聞2024年1月25日付6面掲載=

 

サイト内の大宮東高校の基本情報は→こちら

 

学校の特徴~学校からのメッセージ~

本校は、昭和55年に開校され、県内唯一の「普通科」と「体育科」が併置された輝かしい歴史と伝統を誇る学校です。目指す学校像を「文武両道を旨とし、正義感溢れる心身ともに健康な生徒を育てる学校」とし、それぞれの生徒が各教育課程に沿った教育活動に励み、自分の将来に夢と希望を持って「学習」「部活動」「学校行事」に全力で取り組んでいます。

カテゴリー

よく読まれている記事

最新の記事

TOP