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春の交通安全運動に合わせて啓発活動ー三郷高校、皆野高校

三郷高校

吉川署と三郷高生が合同で通学生徒に対して啓発グッズを配布(吉川署提供)

 

 吉川署は5月の自転車月間にちなみ、「自転車安全利用の日」の10日、自転車ヘルメット着用モデル校である県立三郷高校と合同で、全校生徒(約350人)を対象に啓発活動を実施した。
 5月の1カ月間、「自転車マナーアップ強化月間」として自転車の安全利用を促す取り組みを実施する。この日は同校で、生徒会役員などの生徒約30人と教員などに高橋清二交通課長が自転車の安全利用や春の全国交通安全運動について説明。合同で登校してきた生徒に対し、自身の身を守るためのヘルメット着用の順守や増加傾向にある自転車盗難の防止対策を呼びかけるチラシなど啓発グッズを配布した。
 同署によると、管内における自転車の人身事故数は、2020年から増加傾向にあり、9日現在で56人と前年同期比で12%増になっている。交通課は「ヘルメット未着用による死亡事故が続いている。若い世代からヘルメット着用を促すことで、全世代にで当たり前のこととなるよう気運醸成を図っていきたい」と話している。

 

 

皆野高校

 春の全国交通安全運動に合わせ、皆野町大渕の県立皆野高校の生徒たちが、同町下田野の秩父やまなみ街道(国道140号皆野寄居有料道路)料金所付近で、手作りの交通安全お守り約200個を配布した。

 

ドライバーに交通安全お守りを配布する皆野高生=12日、皆野町下田野

 

 この取り組みは、県道路公社皆野寄居有料道路管理事務所による地域連携の一環。お守りは同校2、3年生が協力して作製し、カラフルなフェルトを交互に重ねてハート型に仕上げた。
 同校生徒会6人は、県の重点目標の一つ「自転車乗用時のヘルメット着用促進」を呼びかけるため、ヘルメットをかぶって参加。秩父、寄居署員の交通誘導を受けながら、「交通安全週間が始まりました」などとドライバーに声をかけ、お守りが入った啓発品を手渡した。
 同校3年の岡田侑大さん(17)は「みんなで思いを込めて作ったお守りが、交通事故防止の一助になってほしい」と話していた。

 

 

 

=埼玉新聞2023年5月20日付け10、11面面掲載=

 

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