車いすテニス銅・菅野浩二選手へ
熊谷市から「市オリンピック競技大会等特別表彰」
8~9月に開催された東京パラリンピックの車いすテニスで、江南町(現熊谷市)立江南中学校出身の菅野浩二選手(40)=上尾市出身=が混合上下肢障害ダブルスで銅メダルを獲得したことなどを受け、熊谷市は26日、市民に大きな感動と勇気を与えた
として、「市オリンピック競技大会等特別表彰」を授与した。
菅野選手は上尾市立大石南小学校から江南中学校を経て、県立騎西高校(現誠和福祉高)に進学。高校1年の時にバイク事故で頸椎(けいつい)を損傷し、首から下に障害を負った。20歳の時に知人から競技用車いすを譲り受けて車いすテニスを開始し、四肢に重い障害のある選手を対象にした「クアード」と呼ばれる現在のクラスに転向した。
中学時代はサッカーに励んでいた菅野選手は熊谷うちわ祭の時にバイク事故に遭ったことを明かし、「熊谷は個人的に思い入れがある」と語った。東京パラリンピックについては「ダブルスで何とか銅メダルという形があるものを取れて良かったが、4位だったシングルスでは金メダルを狙っていた」と話し、次のパリ大会での飛躍も誓った。
熊谷市の特別表彰は五輪などの国際的なスポーツ大会に出場し、市民に感銘を与え、市のスポーツ振興に寄与した市民や市にゆかりのある人を表彰し、功績をたたえることが目的で、今回で11件目。盾などを手渡した富岡清市長は「菅野選手の活躍は市の誇りで、市民に大きな感動と勇気、元気を与えてくれた。これからも熊谷の地から市民と一緒に熱い声援を送り続けたい」と話した。
=埼玉新聞2021年10月27日付け18面掲載=
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