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東京五輪の記憶 後世にー西武学園文理高校

富士見市 聖火走者の手形銘板

 

東京五輪の聖火走者を務めた高校生の中谷奏空さんと自らの手形が刻まれた聖火リレー記念銘板=富士見市鶴馬のつるせ西ゆうゆうの丘公園

 

 昨年の東京五輪の記憶を後世に伝えようと、富士見市は同市鶴馬のつるせ西ゆうゆうの丘公園に、市内で行われた聖火リレーの第1走者を務めた同市の高校1年生中谷奏空さん(16)の手形の銘板を設置した。

 銘板はステンレス製で、高さ約1㍍、横約70㌢。「富士見市とふじみ野市、三芳町の聖火リレーが2021年7月6日に行われ、中谷さんが同公園から出発し、大会の機運を盛り上げた」と説明文が刻まれ、左下に中谷さんの右手(原寸)の手形、右下に市のキャラクターがデザインされている。

 中谷さんは狭山市内にある西武学園文理高校の生徒。小学生の時からさいたま市のアーティスティックスイミングクラブに所属。全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会で優勝、昨年の第97回日本選手権水泳競技大会で準優勝している。

 昨年7月6日の聖火リレーは県内の第7区間として行われた。同公園をスタート地点に約2㌔を走者計12人が聖火トーチを掲げて走行。中谷さんは第一走者として同公園から数百㍍を走った。

 中谷さんは「東京五輪の成果が残されることが大変うれしい。この公園に来た子どもたちが銘板を見て夢や希望を持ってもらえればいいと思う」と話している。

 

=埼玉新聞2022年2月5日付け11面掲載=

 

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