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東京五輪出場14選手にさいたま市特別功労賞-栄東・大宮北出身選手ら

柳沢明希選手(栄東出身)と鈴木碧斗選手(大宮北出身)

がさいたま市の清水勇人市長から表彰状とトロフィーを授与

 

清水勇人市長(中央)から、市スポーツ特別功労賞を授与された柳沢明希選手(右)と鈴木碧斗選手=13日午後、さいたま市役所

 さいたま市は13日、東京五輪に出場した同市ゆかりの14選手の功績をたたえ、市スポーツ特別功労賞を贈ると発表した。この日はいずれも同市出身で、アーティスティックスイミングのチームで4位入賞した柳沢明希選手(22)と陸上男子1600㍍リレーに出場した鈴木碧斗選手(20)が来庁し、清水勇人市長から表彰状と記念品のトロフィーを授与された。

 柳沢選手は栄東中学・高校、法政大を卒業後、アテナアクアメイツ(さいたま市)に所属。鈴木選手は市立宮原中学校、市立大宮北高校を卒業後、東洋大に在籍している。
 2人はいずれも五輪初出場で、地元の応援と今回の表彰に感謝の言葉を述べた上で、柳沢選手は「五輪では演技を見た多くの人たちから、『感動した』という言葉をいただいた。夢の舞台で演技できたことは非常にうれしく思う」と振り返った。練習を既に再開しており、「まだまだ改善すべき課題があるので、五輪の経験と悔しさを生かして、次の五輪ではメダルを持っ
て帰って来られるように頑張りたい」と語り、3年後のパリ五輪を目指す意向を示した。
 鈴木選手はリレーのアンカーを務めて日本タイ記録を出したものの、決勝進出はならなかった。コロナ下の開催に「気持ちで複雑な部分はあったが、開催してくれることに感謝して、精いっぱいのパフォーマンスをできた。大学生活の中で、五輪はとても大きなものになった」。今後についてはパリ五輪、米国で来年開かれる世界陸上を見据えて、「個人として出場できればと思っている」と抱負を語った。
 清水市長は「選手の皆さんにとって、気持ちやコンディションづくりで大変厳しい大会だったと思う。コロナ禍だからこそ、素晴らしい演技やプレーが、力強い勇気、希望、感動を与えた。133万の市民を代表して、心からお祝いと感謝を申し上げたい」と述べた。
 他の受賞者は次の通り。(敬称略)
 酒井夏海(競泳)▽村上和基(飛び込み)▽奥原希望(バドミントン)▽橋岡優輝(陸上)▽酒井宏樹(サッカー)▽橋岡大樹(同)▽鈴木彩艶(同)▽池田咲紀子(同)▽南萌華(同)▽塩越柚歩(同)▽菅沢優衣香(同)▽木下桃香(同)

=埼玉新聞2021年9月15日付け10面掲載=

 

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