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東京成徳大学深谷高校で総合探求の成果披露

街づくりなどを発表

総合探求の成果を発表する生徒たち=17日、深谷市宿根の東京成徳大学深谷高校

 

 深谷市宿根の東京成徳大学深谷高校で17日、5月から市や城西大学と連携して取り組んできた総合探求(SEITOKU探求)の全体発表会が行われ、2年生が探求してきたテーマについて発表した。
 同校と同大は6月に教育や研究の分野で協力する包括連携協定を締結している。生徒たちは市のPR、高齢者の健康対策、安心できる街づくり、外国人サービス、スポーツで子育て支援、特産野菜活用のテーマを探究。各テーマの代表班が順番に発表を行い、同大経営学部の柴沼真副学長らがゲスト審査員を務めた。
 スポーツで子育て支援の代表班は地区対抗のスポーツ大会や同市出身のアスリートによる定期的な講習会の開催などを提案。最優秀賞に選ばれた安心できる街づくりの代表班のG組上田班は企業誘致や市の子育て支援策のPRに力を注ぎ、UターンやIターンを増やし、誰もが住みやすい市にすることを提案した。
 柴沼副学長は「オリジナリティーがある発表で、高いレベルで勝負していた。今後もいろいろな視点で物事を考えてもらいたい」と講評した。

 

=埼玉新聞2024年12月25日付け11面掲載=

 

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