東松山市動画コンテストで東京農大三高が上位独占

最優秀賞と優秀賞を受賞した生徒と森田光一市長（前列中央）＝東松山市総合会館

　東松山市市制施行７０周年記念の動画コンテストで、東京農業大学第三高等学校の作品が最優秀賞と優秀賞に輝いた。
　募集した作品のテーマは「東松山市の『ここが好き』『これが好き』『これが自慢』」で、２分２０秒以内の動画にまとめた。市内在住、在勤、在学や団体から昨年６月５日から１２月６日まで募り、１３作品が寄せられた。
　農大三高は地元の高校。放送部の作品「農三生からお贈りします！東松山の魅力‼」が最優秀賞、パソコン部Ｂ班の作品「東松山市の自然の魅力」が優秀賞を受賞した。２作品には箭弓（やきゅう）稲荷神社や埼玉県こども動物自然公園、花火大会、農林公園、名物「やきとり」などが映っている。
　３月２５日に入選者の表彰式が市総合会館で行われた。最優秀賞を受賞した放送部の１年生、須長千晴さんは動画の作成は初めてと説明し、「このコンテストの経験をほかのコンテストや動画の作成に生かし、地域の魅力ももっと伝えていきたい」と話していた。

＝埼玉新聞２０２５年４月４日付け７面掲載＝