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松伏高校の生徒が高齢者にスマホ操作支援ボランティア

高齢者にスマートフォンの使い方を教える松伏高校の生徒=19日、松伏町

 

 スマートフォンの使い方に悩む高齢者を支援しようと、県立松伏高校(松伏町ゆめみ野東)の生徒が19日、同町社会福祉協議会ふれあいセンターかがやきで、ボランティア活動を行った。
 町社協が進める生活支援体制整備事業の一環。交流サイト(SNS)などを活用し、地域の高齢者のコミュニケーションの場を増やそうと取り組んでいる。
 事業を進める中で、スマートフォンの操作そのものに悩んでいる高齢者が多いことが分かった。町社協が同校にボランティアの協力を依頼。ITやSNSの利用に詳しい同校情報ビジネス部の部員25人が名乗りを上げた。
 この日は生徒がグループで高齢者のお悩み相談に対応。会場に訪れた高齢者に、インターネット検索やSNSの利用法を丁寧に説明した。指導を受けた高齢者は「分かりやすい。いろいろ聞きやすい」など不安を解消し、会場を後にした。 同校2年の山中莉梨亜さん(16)と1年の飯島麻衣さん(15)は「緊張せず楽しくできた。普段当たり前にやっていることを、相手に分かりやすく説明することが難しかった」と感想を話した。

 

=埼玉新聞2024年8月22日付け10面掲載=

 

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