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松山高校陸上部OB会 中学生に技伝授

 東松山市の県立松山高校陸上競技部OB会(奥泉剛会長)は東松山陸上競技場で、中学生対象の陸上講習会を開催した。

 

県立松山高校陸上競技部OB会の陸上講習会の様子=東松山市松山の東松山陸上競技場

 

 講習会は地域貢献の一環で企画し、今回で5回目。市内を中心に、近隣の中学校陸上部員約210人が参加した。12人の講師は、大半が松高OBで、日本・学生選手権、国体、インターハイなどで活躍し、大学・高校・中学校などの監督、コーチ、顧問などを務める現役の指導者。

 生徒は競技(短距離、長距離、ハードル、走り高跳び、棒高跳び、走り高跳び、砲丸投げ)ごとに分かれ、基礎を中心に指導を受けた。

 短距離を担当した佐藤真太郎さんは大東文化大の短距離監督。東京五輪100㍍日本代表の多田修平選手の指導実績がある。佐藤さんは「早い段階から具体的な目標・プランを立て練習する。それを何日継続して行けるか、積み重ねが全てだ」と話した。

 短距離のスタート、瞬発力、重心、前傾角度などの指導を受けた生徒は「分かりやすく、イメージが湧いた」と話した。

 

=埼玉新聞2021年12月1日付け15面掲載=

 

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