うれしい気持ちでいっぱい
東京五輪の柔道女子70㌔級で金、団体混合で銀メダルをそれぞれ獲得した寄居町出身、児玉高出の新井千鶴選手(27)=三井住友海上=が8日、大野元裕知事を表敬訪問し「目標とする東京五輪で金メダルを獲得でき、うれしい気持ちでいっぱいです」と喜びを表した。新井選手には「県スポーツ賞会長特別賞」(会長・大野知事)が贈られた。
出迎えた大野知事は「強い意志で多くの方々、子どもたちに希望を与えるメダルをとっていただいた。埼玉県民の大きな誇り」とねぎらった。新井選手が首に掛けた金メダルを外して披露すると、大野知事は両手で大事そうに受け取りながら「重いですね」と笑顔を見せた。
新井選手は東京大会を振り返り、「多くの方に応援していただき、支えていただいたからこそ金メダルを獲得できた」と感謝の気持ちを述べ、「今後もこの貴重な経験を生かし、人としてもさらに成長できるよう精進したい」と話した。
東京五輪のメダルを大野元裕知事に見せる新井千鶴選手(左)=8日午前、県庁
=埼玉新聞2021年9月9日付け1面掲載=
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