埼玉新聞社 高校受験ナビ

法定速度を守ろう 小学校、高校が連携して事故防止啓発活動

ドライバーに啓発品を配布する三沢小児童と皆野高生徒=皆野町(皆野高校提供)

 

 皆野町三沢の町立三沢小学校前の県道82号で、夏の交通事故防止運動のキャンペーンが行われた。同校児童や県立皆野高校生徒らがドライバーや通行者に啓発品を配布し、交通安全意識の向上を呼びかけた。
 キャンペーンには、秩父署や地元の交通安全団体、学校運営協議会、町地域おこし協力隊員らが協力。自治体公式キャラクターのみーな(皆野町)とポテくまくん(秩父市)も応援に駆け付けた。
 啓発品には、三沢小児童が6月に収穫したジャガイモと、皆野高生が製作した交通安全祈願シールを入れて約50セットを配布。児童たちは、ジャガイモを手渡す際、「ポーテートくど(法定速度)を守りましょう」と笑顔で声かけした。
 キャンペーンに参加した皆野高3年の清水春音さん(17)は「小学生の元気な声に圧倒された。私たちも事故を起こさないように交通ルールを守っていこうと改めて感じた」と話していた。

 

=埼玉新聞2025年7月27日付け11面掲載=

カテゴリー

よく読まれている記事

最新の記事

TOP