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浦和東高校図書委員が紀伊國屋書店とコラボ 28日まで

子どもに読ませたい本選書

お薦めの本を持つ(左から)長沼柊花さん、冨岡乃々花さん、本山史貴さん=さいたま市緑区寺山の県立浦和東高校

 

 さいたま市緑区の県立浦和東高校(斎藤明博校長)の図書委員と同市大宮区の紀伊國屋書店さいたま新都心店がコラボフェアを開催している。「大人になったとき、自分の子どもに読ませたい本」をテーマに選ばれた54作品を、生徒の手描きのポップアップとともに展示している。28日まで。
 同校と同書店のコラボは2回目。全校生徒にアンケートを取り、図書委員が各クラスの代表本を選出。子どものころに読んで記憶に残っている本や、学びのある本などが並んでいる。本はその場で購入することができる。

 

浦和東高校の生徒が選んだ54作品と手作りのポップが並ぶコラボフェア=さいたま市大宮区吉敷町の紀伊國屋書店さいたま新都心店

 

 1年の長沼柊花さん(16)は辻村深月著の『かがみの孤城』を選び、「学校生活の悩みなどで共感できる部分がある作品。中学生の子どもに読んでほしい」と話した。
 2年の冨岡乃々花さん(17)は松井優征著の『暗殺教室』を選んだ。「読むときの心境で見方が変わる作品。名言が多く、名言に救われたこともある」と作品の魅力を語った。
 2年の本山史貴さん(17)は『ざんねんないきもの事典』を紹介。「新しい生き物の発見にもなり、親子で読んでほしい作品。ポップアップはインパクト重視で作った」と語った。
 同書店は大宮区吉敷町のコクーン1東館1階で、営業時間は午前10時~午後9時。
 同フェアの問い合わせは、同校(☎048・878・2113)へ。

 

=埼玉新聞2024年2月21日付け18面掲載=

 

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