「ヘルメットで命守ろう!」
毎月10日の「自転車安全利用の日」に合わせ、自転車乗車中の事故を防止しようと、県警交通機動隊と深谷署は同日、県立深谷商業高校の自転車通学者に対して、チラシや啓発品などを配布しながらヘルメット着用を呼びかけた。
より着用を促進しようと、同校3年生で生徒会長を務める久保田蓮さん(17)が現場指揮官車と呼ばれる警察車両に上り、自らもヘルメットをかぶってマイクを握った。自転車で登校してくる生徒に対し「通学時に限らずプライベートでもヘルメットは交通事故から私たちの命を守るための大切なツールです。『2人乗りはしない』『赤信号や一時停止はきちんと止まる』『夜間のライトを点灯させる』など交通ルールを一人一人が守りましょう」と声をからした。
同校によると、同校の自転車通学率は56・2%(全校生徒822人中462人)で、ヘルメット着用は一部にとどまる。今年4月以降、自動車と接触するなど同校の生徒の自転車が絡む事故が計5件発生しているという。久保田さんは「一人でも多くの人にヘルメットを着用してもらい、自転車事故で命を落とす人が減ってほしい。今後も生徒会の活動の一環として、呼びかけを続けていきたい」と力を込めた。
=埼玉新聞2023年7月11日付け16面掲載=
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商業科・会計科・情報処理科の商業3学科があり、それぞれ特徴を有している。商業科は、ビジネス活動に必要な広い範囲の専門的な科目を学習します。会計科は、簿記会計を重点的に学習します。情報処理科は、ビジネスソフトやマルチメディア実習、プログラミング言語などコンピュータに関する科目を中心に学習します。
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