制作作品上映会をアピールする県立深谷第一高校放送部の現役部員や卒業生=15日、深谷市常盤町の県立深谷第一高校
県立深谷第一高校放送部の制作作品上映会が22、23日、深谷市民文化会館小ホールで開催される。同部は16年前から市内や県北のさまざまな職業者、地域を取材し、作品を制作してきた。総合探求的な学びの成果といえる約120作品の中から55作品を上映する。同部は「集大成の作品を見てほしい」と呼びかける。
市内の和菓子店やミニシアター、秩父市の養蚕農家、上里町の菅原神社などを題材にしたドキュメンタリー作品に加え、NHK杯全国高校放送コンテスト創作テレビドラマ部門で優勝や準優勝に輝いた創作ドラマなども上映。昨年11月に深谷市教育委員会主催の「ふるさと ふかや・渋沢学フォーラム」で同校代表としてこれまでの活動について発表していて、上映会でもその発表も実施する。
同部部長で2年生の木村治雅さん(17)は「16年間の集大成で、できるだけ多くの人に見てもらいたい」と語った。いずれも同部の元副部長で3年生の三上宗土さん(18)は「16年間の中から厳選した作品を上映するので、ぜひ注目してほしい」、保泉碧さん(18)も「取材した人たちの思いも背負っているので、来た人は楽しんでもらえれば」と話した。
同部の宮川辰也顧問(60)は「多くの地域の方が協力してくれ、作品が出来上がった。ぜひ地域の方に見てもらえれば」と話していた。
22日は正午から午後4時10分、23日は午前10時から午後3時10分まで。入場無料で途中入退場可。
問い合わせは、同校(☎048・571・3381)へ。
=埼玉新聞2025年3月20日付け11面掲載=
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