性犯罪被害防止のチラシを配る県立熊谷女子高校の生徒や県警のマスコットキャラクターたち=15日午後、熊谷市のJR熊谷駅コンコース
子ども家庭庁が定める11月の「秋のこどもまんなか月間」に合わせ、県警は15日、県内4カ所でキャンペーンを行った。子どもを各種事件・事故から守ろうと、高校生や防犯ボランティアが啓発品などを配り、性犯罪被害防止を呼びかけた。
県内では今年9月末までの不同意わいせつの認知件数は524件で、昨年同期比81件増と増加傾向にある。15日、熊谷市のJR熊谷駅コンコースでは県立熊谷高校、県立熊谷女子高校の生徒ら約20人が駅利用者に対して犯罪被害に遭わないように呼びかけるチラシを配った。
熊谷高校生徒会長の守田琥太朗さん(16)はチラシを配り、「子どもが活動することに意味がある。子どもが被害に遭わないように生徒会としても呼びかけていきたい」と述べた。熊谷女子高校の小板橋こはなさん(16)は「性犯罪やDV(家庭内暴力)は、大小関係なくなくなってほしい」、赤沢杏紗さん(15)は「小さな活動の積み重ねで地域から犯罪を減らしていきたい」と話していた。
=埼玉新聞2024年11月17日付け14面掲載=
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