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熊谷農業高校 生徒が自ら生産・製造した野菜やパン販売

 県立熊谷農業高校(梅沢仁校長)では定期的に生徒が自ら生産・製造したものを販売し、地域住民との交流を図り、地域住民に好評を得ている。

焼き立てのパンを販売する左から食品科学科3年生の堀薫さん、深見天翔さん、根岸真由さん

 

 最近の販売では、開始から約1時間で約20種類の野菜やパンジーなどの苗、「くまのうアイス」、新米などが飛ぶように売れた。生徒が生産物・食品類を、販売・説明することで、地域住民の食文化に対する関心度を高める効果も狙いだ。
 リピーターの60代の女性はは「野菜は新鮮で味が濃くておいしい。毎回販売が楽しみ。家族も大喜びです」。食品科学科3年生の堀薫さん(18)、根岸真由さん(同)、深見天翔さん(17)は、約4時間かけピザパンなど4種類を100個製造。「実習の厳しさもあるが、お客さまの喜ぶ顔を見ると達成感があります」と声をそろえた。

 

=埼玉新聞2022年12月15日付け11面掲載=

 

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