診察所カフェで限定販売
県立熊谷農業高校の生徒が栽培したブドウのスムージーが、健康スポーツクリニック(熊谷市弥藤吾)併設の「カフェまつぼっくり」で9月限定で販売されている。品種は巨峰とブラックビートを使用し、冷凍して刻んだブドウの実をトッピングした。
ブドウならではの甘味やうま味を加えて深みや香りが口の中に広がるスムージー
共同開発に携わり、完成版のスムージーを初めて口にした同校生物生産技術科3年で野球部所属の新島健太さんと成田一翔さんは「丹精込めて栽培したブドウが商品化され感無量。野球部員としてクリニックに診てもらっていたのでこのような形でお返しができてうれしい」と感謝していた。
同クリニックの松田哲子統括マネージャーは「ブドウは疲労回復に最適。食品ロスなどSDGsの観点からも意義深いコラボ」と話し、今後の相互協力に期待を寄せた。同校OGで同店の佐山藍店長は「母校に依頼してのメニュー開発で力が入りました。通院の方以外でもカフェを利用できるのでぜひご賞味を」と話した。税込み550円、水・日・祝定休、営業時間は午前9時~午後6時。
問い合わせは、同店(☎048・579・5325)へ。
=埼玉新聞2022年9月17日付け11面掲載=
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