高校生 スイーツ考案
越谷市の県立越谷総合技術高校流通経済科の3年生が地元特産のイチゴをPRしようと、市内の洋菓子店とスイーツの共同開発を行った。同市弥生町の観光物産拠点施設「ガーヤちゃんの蔵屋敷」で生徒たちによる販売会が行われた。
同市農業技術センターが推進する越谷産冷凍イチゴの活用を通じた農商連携による取り組みの一環で、市内の「洋菓子処 伸」と「ルミエール洋菓子店」の2店舗が協力。同校の生徒4人が課題研究授業の一環として開発に参加し、商品は実際に各店舗で販売されている。
生徒たちは越谷産イチゴのPRキャラクター「ストロングベリーちゃん」を活用するアイデアを提案。冷凍イチゴを使ったロールケーキやマドレーヌ、クッキーなどに、生徒たちが製図の段階から作り上げた焼きごてを使ってキャラクターの焼き印を付けることになった。商品名やパッケージにも生徒たちのアイデアが盛り込まれた。
開発に携わった永井千笑さん(18)は「越谷の魅力を伝えるため、どうしたら買ってもらえるかを考えながら商品開発に取り組んだ」。丸茂美月さん(17)は「焼きごてを作るのが大変だったけれど、実際に焼き印が付いた時は感動した。たくさんの人に買ってもらいたい」と話していた。
=埼玉新聞2021年11月24日付け10面掲載=
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