感謝の思い言葉に
新大関琴ノ若が大関昇進報告会のため母校の埼玉栄中学・高校を訪れた=13日午後、さいたま市西区の同校体育館
埼玉栄中学・高校は13日、さいたま市西区西大宮の同校でOBである大相撲の新大関琴ノ若の大関昇進を祝い、昇進報告会を開催した。琴ノ若は「たくさんの方々に支えられてこの地位に番付を上げることができた」と母校や周囲への感謝の思いを言葉に込めてあいさつした。
琴ノ若は1月に行われた初場所の千秋楽で横綱照ノ富士との優勝決定戦で敗れたが、13勝2敗の好成績を残し、直前3場所で合計33勝を挙げたことで同31日に大関に昇進した。
この日は中学1年生から高校2年生の生徒約2200人が参加。琴ノ若の伝達式や初土俵、1月の千秋楽の取組の様子をまとめた映像が流れされると、生徒らは息をのんだり、感嘆の声を上げたりしながら先輩の活躍する姿に見入っていた。
激励の言葉を述べた埼玉栄高校生徒会長の城川桜子さん(2年)は「風格に圧倒されて憧れを強く感じた」と目を輝かせた。花束を贈呈した同中学校生徒会長の荘妃香さん(3年)は「おめでとうの気持ちでいっぱい。自慢の先輩です」と、うれしそうに話した。
=埼玉新聞2024年2月14日付け1,7面掲載=
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