「検索と共有」意識を
教職員らに生徒募集についてアドバイスする梅野弘之氏=18日、杉戸町の県立杉戸高校
県内の教育情報を発信する埼玉新聞「教育セミナー」が18日、県立杉戸高校(杉戸町・松本剛明校長)で、教職員を対象に行われた。教育ジャーナリストの梅野弘之氏が登壇し、「杉戸高校における生徒募集上の課題とその対策」をテーマに、生徒の募集で気を付けるべき点などが語られた。
梅野氏は、現代の消費者行動モデルについて「Attention」(注目)、「Interest」(興味)、「Search」(検索)、「Action」(行動)、「Share」(共有)の頭文字を取った「AISAS」を紹介。その上で特出すべきことを「検索と共有」であると強調し、「これは生徒募集にも同じことが言える。ホームぺージやSNS(交流サイト)は生徒や保護者、教育関係者に検索されることを想定して配信してほしいし、学校説明会は共有してもらえるような内容を心がけてほしい」とアドバイスを送った。
埼玉新聞「教育セミナー」は学習塾や学校などへ出張し、高校受験にまつわる情報を発信することを目的に開催(有料)。セミナーの具体的なテーマは申し込みの際に希望することができる。申し込み、問い合わせは埼玉新聞社ホームぺージへ。
=埼玉新聞2023年5月23日付け10面掲載=
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