埼玉新聞社 高校受験ナビ

県ジュニアゴルフ 結果

〈23日・こだまGC=男子=6726ヤード、パー72、出場70人、女子=6367ヤード、パー72、出場63人〉

 男子15~17歳の部は、戸村空汰(埼玉栄高1年)が6バーディー、1ボギーのトータル67で初の頂点に立った。2位には清水奏琉(埼玉栄高3年)、3位に井上滉太(埼玉栄高3年)が入った。同12~14歳の部は、高橋友昭(コロンビアインターナショナルスクール3年)が4バーディー、6ボギーのトータル74で初優勝を飾った。2位には田子吏央斗(埼玉栄中2年)が入った。
 女子15~17歳の部は、端無くるみ(R高1年)が7バーディーのトータル65で初制覇。2位には佐藤彩葉(埼玉栄高2年)が入った。同12~14歳の部は、小関萌衣(埼玉栄中3年)が4バーディー、3ボギーのトータル71で初栄冠。2位には衣川真夢(開智中2年)、3位に近重怜奈(埼玉栄中3年)、4位に稲村かぐや(川口安行東中3年)が入った。
 表彰の対象となる15~17歳の上位5人と、12~14歳の上位3人までは順位を決定。以下は同スコア順位。

 

女子15~17歳の部

自己更新し端無女王

今後へ自信 圧巻「65」

7アンダー65で女子15~17歳の部の栄冠に輝いた端無くるみ

 

 圧巻のトータルスコア65を記録した端無が、自己ベストを3打更新し栄冠に輝いた。「ティーショットが良くなかったけど、距離の短いホールでバーディーを奪えた。ノーボギーも初めてだった」と充実のラウンドを振り返った。
 前半を3アンダーで折り返したが、「後半は緊張しながらプレーしていた」と好スコアが重圧になった。普段はプレーに波があると話すが、後半4番のロングホールでバーディーを奪うと波に乗った。
 昨年12月に交通事故で両膝を負傷。練習を再開したのは2月に入ってからだった。直近の大会では予選落ちするなど悔しさも味わった。それでも、戻ってきたコンディションに「今後に向けて自信につながる」と目を輝かせた。

 

女子15~17歳の部準優勝の埼玉栄高・佐藤彩葉の話

 パーオン率が高く、傾斜のある長いラインのパターが良く入った。ベストスコアは67だが、今の感じでは(トップの)65は出せない。ショットの精度を上げていきたい。

女子15~17歳の部で準優勝した佐藤彩葉

 

男子15~17歳

盤石の展開 戸村初V

好調維持 成長示す

5アンダー67で男子15~17歳の部を制した戸村空汰

 

 15~17歳の部を制した埼玉栄高1年の戸村。前半のアウト1、2番で連続バーディーを奪い好発進。「最近調子がいい。2番は偶然バーディーが取れた」と表情を崩した。約20㍍のロングパットを沈め、運も味方に付けて試合を運んだ。
 2年前に12~14歳の部で優勝したころに比べ、ティーショットが安定。正確性と飛距離を伸ばした。身長178㌢、体重72㌔。堂々とした体格から放つドライバーの飛距離は270ヤード。「まだ飛距離を伸ばしたい」と向上心をのぞかせる。
 こだまGCで何度もプレー経験があり、慣れ親しんだ会場で盤石のゴルフを展開した。4歳から始めたゴルフ。もちろん目指すはプロだ。まずは目の前の試合を大事に戦い、自身のプレーに磨きをかける。

 

 

男子15~17歳の部準優勝の埼玉栄中・清水奏琉の話

 バーディーを四つ取ったが、前半(アウト)はボギーもあり、うまくいかない部分もあった。きょうは80点くらい。パターが入らなかったので、大事な場面で決められるようにしたい。

男子15~17歳の部で準優勝した清水奏琉

 

=埼玉新聞2025年4月25日付け11面掲載=

 

サイト内の埼玉栄高校の基本情報は→こちら

 

学校の特徴~学校からのメッセージ2024~

本校では、生徒一人ひとりが、勉強から部活動まで主体的に学び、全力を尽くせる学校づくりを行っています。2022年度からは「未来の学びプロジェクト」というICT推進チームを発足し、知識の習得にとどまらない、新たな価値を生み出す教育により、急速に変わりゆく「新しい時代の主役たち」を育成していきます。

カテゴリー

よく読まれている記事

最新の記事

TOP