県庁の花時計　熊谷農業高校の生徒らが植栽

花時計の植栽をする県立熊谷農業高校の３年生ら＝２９日、県庁

　県立熊谷農業高校の生徒らが２９日、県庁の花時計にニチニチソウなど５種類の花苗約２０００株を植栽した。花時計は１９９１年に本庁舎の東玄関前に設置され、９８年以降は県立高校の生徒などの手で花が植えられてきた。
　この日は同校生物生産工学科（フラワーコース）の３年生３３人が、校内で種まきから育てた花苗を持ち込み植栽。ニチニチソウのほかガザニア、コリウス、ペチュニア、マリーゴールドが花時計を彩った。
　参加した松岡美胡さん（１７）は、花によって苗の間隔を調整しながら植えることを心掛けたといい、「作業中は自分の担当範囲しか見えなかったが、完成した全体を見ると達成感がありうれしい」と話していた。

＝埼玉新聞２０２４年５月３１日付け１０面掲載＝

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学校の特徴　～学校からのメッセージ２０２４～

豊かな自然の中で、生徒たちが協力して「ものづくり」に励み、作る喜び、協力する喜び、完成する喜びを味わっています。部活動も運動部・文化部ともに盛んです。農業高校ならではの「農業クラブ活動」も活発に行っています。