テニス(2~4日・大宮第二公園テニス場)
1年生 小高(浦和麗明)2冠
男子単 桑原(昌平)も初優勝
男女のシングルスとダブルスの決勝などを行い、男子シングルス決勝は1年生の桑原勘太(昌平)が丸谷圭介(浦和麗明)の途中棄権により初の頂点に立った。同ダブルス決勝は丸谷、轟佑介組(浦和麗明)が松村康太郎、寺内大志組(立教新座)に7―5で競り勝った。
浦和麗明の1年生同士による決勝となった女子シングルスは、小高未織が大脇結衣を7―5で下し初の栄冠。同じく浦和麗明勢の決勝となった同ダブルスでは、長谷川采香、小高組が阿出川暖乃、前田璃緒組に6―1で快勝した。小高は2冠を獲得。
連戦も力強いプレー
力強いテニスを貫いた小高が、女子シングルスで頂点に立った。「第1シードで不安だったが、優勝は素直にうれしい」。気温が30度を超えた中での連戦に、少し疲れた様子で喜んだ。
序盤は3―0とリードするも、互いに手の内を知る大脇に追い上げを許した。第5ゲームに入ると疲労で左手がしびれ、思うようなプレーができなくなった。それでも「最後はフォアハンドで振り切った」と、相手の堅守を気力で打ち抜いた。ダブルスとの2冠も達成し、「団体戦でもいいプレーをしたい」と11月の大会へ意気込んだ。
我慢比べ制し雪辱果たす
1年生とは思えない冷静な戦略で、桑原が男子シングルスを制した。準々決勝で第1シードを破ると勢いに乗った。決勝の相手は、3月の試合で1―6で敗れた丸谷。だが、過去の対戦経験を生かし、「バックを狙い続けた」と攻めのテニスで一歩も引かなかった。
互いにキープが続き我慢比べになったが、集中力は切らさなかった。すると、6―6で迎えた第13ゲームの途中で丸谷が足をつり棄権。強敵に雪辱を果たしたが、「ラリーの時の決定率などを上げたい」と満足せず成長を誓った。
弓道(最終日、3日・大宮公園弓道場)
成徳大深谷初V
個人 金子(桶川)頂点
女子の団体と個人を行い、団体は成徳大深谷A(大沢、松元、大野、松本)が初優勝した。個人は金子琉乃(桶川)が頂点に立った。団体の上位4校は、東日本高校大会(来年3月19~21日・山梨)に出場する。
=埼玉新聞2021年10月5日付け7面掲載=
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