新型コロナ感染防止のため発表形態を変更
県立川越高校は8日、生徒研究発表会を開催した。例年、保護者や地域住民など多くの人を前に発表するが、今年は新型コロナウイルス感染症の拡大状況を考慮し、校内発表に変更。密を避けるために発表形態も例年とは異なり、ポスター発表と代表口頭発表をローテーションで行った。
スーパーバイザーとして、東京大学卓越教授・特別栄誉教授で宇宙線研究所所長の梶田隆章氏(ノーベル物理学賞受賞)、理化学研究所副理事の加賀屋悟氏、武蔵野学院大学教授の福田直氏が参加。ポスター発表では各ブースでスーパーバイザー1人を前に生徒は緊張した面持ちで6分ほどのプレゼンを行った。
梶田氏にプレゼンした生徒は「大変緊張しました。発表後に梶田先生から『いろいろな可能性を考慮すべき』とお言葉をいただき、貴重な経験となりました」と感無量の様子。梶田氏は生徒たちの説明を真剣な表情で聞き、その後、丁寧にアドバイスを送っていた。9部門の「代表口頭発表」は体育館で行われ、多くの生徒から活発な意見交換が行われた。
梶田隆章氏を前に研究の成果を発表する県立川越高校の生徒=8日、県立川越高校
=「埼玉新聞社 高校受験ナビ」オリジナル記事=
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