埼玉新聞社 高校受験ナビ

県立川越高校で保護者対象の進路学習会を開催

目まぐるしく変化する大学入試について理解深める

 多くの生徒が国公立大学、難関私立大学を目指す県立川越高校は5月15日、近年、目まぐるしく変化する大学入試について保護者に理解してもらおうと、進路学習会を開催した。

 

 1年次、2年次の保護者にはリモートで、河合塾の講師が「新入試実施による進学の変化」をテーマに「大学入試の現状と仕組み」や「これから求められる新しい学力と変化する入試」について図を使って説明。

 

 「大学入学共通テストは思考力・判断力・表現力を一層重視した問題や学習過程を意識した場面設定の問題、複数情報を組み合わせて思考・判断させる問題が増えています。学習サイクルを確立し、受験に向けてスタートしてください」と述べ、「今回の講演会はリモート配信となりましたが、8割以上の保護者の方に参加いただき、皆さん大変熱心に学んでいたと伺いました。コロナ禍での大学受験は不安も多いと思いますが、こうした機会にしっかり情報収集し、親子で乗り切ってほしいと思います」と話していた。

 

 また、3年次は、国公立文系、私立文系、理系と分かれ、「受験生の保護者の心構え」をテーマに駿台予備学校の講師が昨年度の入試の総括を含めて講演し、「受験生に接する際は、原則、自立心を最大限に尊重すること。弱音を吐いたり、不安を口にしたときは、家族がよく聞いてあげて、『励ます』のか『ねぎらう』のか判断してください」とアドバイス。終了後、積極的に質問する保護者の多さに「出席率の高さや講演中の熱心な姿勢に、受験に向けての意識の高さを肌で感じました」と感心しきりだった。

 

 

 

=「埼玉新聞社 高校受験ナビ」オリジナル記事=

 

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