相撲(15日・埼玉栄高校)
個人の2階級が行われ、重量級では、伊賀瑛之助(埼玉栄)が2勝し、初の頂点に立った。無差別級は三浦光太郎(埼玉栄)が決勝で岡野颯良(埼玉栄)をよりきりで下し、初優勝した。
団体の埼玉栄と個人の無差別級上位3位、重量級の優勝者、軽量級の清宮健史(埼玉栄)が全国大会(3月19、20日・高知)に出場する。
光る押し全国へ意欲
個人戦重量級・伊賀選手
個人戦重量級の伊賀瑛はリーグ戦で全勝を収めて、初優勝に輝いた。「全国大会出場を決められたことで一つ安心した」とほほ笑んだ。
この日、得意とする押し相撲を披露した。「立ち合いから一気にいく」と山田(埼玉栄)との初戦を押し出しで勝利を飾ると、続く兼田(同)を押し倒しで下した。
「ここならもっと強くなれる」と地元の香川から埼玉栄の門をたたいた。これからの成長が楽しみな1年生は「落ち着いて取り組んで(全国でも)優勝したい」と意気込んだ。
先輩の背を追う2年生
個人戦無差別級・三浦選手
2年生の三浦が個人戦無差別級で初の頂点に立ち、全国の切符を獲得。「いい相撲がとれた」と手応えを口にし
た。
決勝では、武器とする寄り切りで勝利を手にした。「いつも引いたりする癖が出てしまうけど、今日は前に出られた」と力強く押して、最後はまわしを持って土俵外に出した。川越出身で、憧れは同校OBの貴景勝。「前に出る相撲でかっこいい」と先輩の背中を追う2年生だ。「初出場で緊張するかもしれないが、頑張りたい」と全国に向けて力を込めた。
連覇を目指す
個人戦軽量級・清宮選手
(全国大会出場について)昨年の全国大会で優勝し、そのプレッシャーをはね返すようにしたい。自分が得意とする押し
出しで勝ち上がっていきたい。
ラグビー
ラグビーの県高校新人大会は16日、昨秋の全国高校埼玉大会4強と東西南北の各地区予選を勝ち上がった12チームが参加して開幕する。優勝チームが手にする全国高校選抜大会(3月25~31日・熊谷ラグビー場)の切符と、上位2チームに与えられる関東高校
新人大会の出場権を争う。今大会は、新型コロナウイルス感染防止のため、無観客で実施される。
優勝争いは、昌平、深谷、熊谷工、川越東の4校が中心になりそうだ。前回大会準優勝の昌平は、花園敗退後に勇退した御代田監督に代わり、新監督で臨む初の公式戦になる。深谷と川越東は旧チームのレギュラーが多く残り経験値が豊富だ。前回王者の熊谷工は2連覇が懸かる。また、南部地区予選1位の浦和、北部地区予選1位の正智深谷なども上位進出を狙う。
=埼玉新聞2022年1月16日付け10面掲載=
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