江口、小林(浦和学院)ら17人選出
第105回全国高校野球選手権記念埼玉大会の優秀選手ら表彰された選手たち=23日、さいたま市文化センター
県高校野球連盟(高橋直人会長)は23日、さいたま市文化センターで日本学生野球協会表彰選手と昨年の第105回全国高校野球選手権記念埼玉大会の優秀選手計17人を表彰した。
日本学生野球協会表彰選手には、昨夏2年ぶりの甲子園出場を果たした浦和学院の前主将・江口英寿中堅手が選ばれた。江口中堅手は「控えにいた時の方が長く、みんなの力で甲子園に行けて自分一人だけの賞ではない。みんなのおかげで手にした賞です」と感謝を口にした。
埼玉大会の優秀選手には、2年ぶりの栄冠を手にした浦和学院から小林聖周左翼手ら最多の5人が選出された。準優勝の花咲徳栄からは前主将・佐藤綾斗左翼手ら3人、4強の昌平と川越東からはそれぞれ2人が選ばれた。
特別功労賞の表彰も行われ、昨年7月24日、直腸がんのため45歳で死去した浦和学院コーチで同連盟理事を務めた三浦貴氏に贈られた。また、第96回選抜野球大会の21世紀枠に推薦された坂戸の紹介も実施された。
県高校野球に尽力
三浦氏に特別功労賞
昨年7月24日に直腸がんのため死去した、プロ野球の巨人や埼玉西武でプレーし母校の浦和学院でコーチを務めた三浦貴氏に、県高校野球連盟から特別功労賞が贈られた。
三浦氏は2020年から同連盟の理事に就き、昨夏の埼玉大会も亡くなる直前まで大会運営に携わるなど、県高校野球に尽力してきた。その功績から同連盟の役員から多くの意見が挙がり今回、賞の創設と授賞に至った。同連盟の神谷進専務理事は「長年務めていただき、昨年の夏もぎりぎりまで大会に来て頑張っていただいた」と語った。
式では、浦和学院の森大監督が代理で受け取った。森監督は「高野連に尽力された証し。浦和学院だけでなく埼玉県高校野球のために功績を残した素晴らしい方です」と話した。
=埼玉新聞2024年1月24日付け1、7面掲載=
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