県立川越女子高校の書道部が、税へのメッセージを書にしたためる書道パフォーマンスを川越市内の商業施設で行った。同校音楽部の生歌に乗せ、「税が今を創り/税が未来を創るから/紡ぐ」などと大きく筆を滑らせた。
「税を考える週間」にちなんだ恒例イベント。昨年は新型コロナウイルス感染の影響で中止となり、2年ぶりの披露となった。音楽部員が歌う曲「みんながみんな英雄」などの歌声に合わせ、この日のために同校美術部が装飾した大きな紙の上に、リズミカルに書き上げていった。
書道部2年の栗原真理子さんは「私たち高校生が納める消費税は、一人一人では少ないかもしれないが、たくさんの人が納めれば大きな力になる。それを『紡ぐ』と表現した」と作品にこめた思いを語った。
振り付けとともに歌声を響かせた音楽部の谷沢愛尋さんは「かわいい踊り付きで歌えて楽しい時間だった」と、書道部や美術部との合作に満足そうだった。
=埼玉新聞2021年12月6日付け11面掲載=
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