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競技会さながら体育祭 坂戸西高校名物

“日本一”目指して 4年ぶり制限なし熱戦

開会式で堂々と入場行進する生徒たち=5日、坂戸市四日市場の県立坂戸西高校

 

 坂戸市四日市場の県立坂戸西高校で5日、体育祭が行われた。運動部の活動が盛んな同校では、〝日本一〟を目指して、競技会さながらの体育祭が名物となっている。新型コロナウイルス感染拡大のため、過去3年は保護者の来場を制限するなどしたが、今秋は4年ぶりに従来の方式で実施。生徒たちは大声援を背に、熱戦を繰り広げた。
 開会式では各クラスの生徒たちが、きびきびとした入場行進を披露した。3年生の武田羽生(うい)さん(17)が選手宣誓。聖火リレーも行われ、最後は弓道部の川端歩武(あゆむ)さん(18)が聖火台の絵が描かれた的に向けて火の付いた矢を射ると、仕掛けを伝って校舎屋上に設置した聖火台に点火された。
 体育祭は、体育委員会のメンバーを中心に準備してきた。3年生の鍵田有莉亜(ゆりあ)さん(17)は「たくさんの時間を夏休みから費やしたので、成功してうれしい」と喜ぶ。今年のスローガンは、「挑戦せよ 限界突破!」。委員長で3年生の柴原昴利(あきと)さん(18)は「制限がなくなり、自分たちの代から再び挑んでいこうという思いを込めた」と言う。
 赴任1年目の横瀬元応校長(58)は、「心を一つにする一体感は日本一では」と感心。今年は開校45年の節目となり、同校長は「この伝統を引き継ぎたい」と話した。

 

=埼玉新聞2023年10月8日付け11面掲載=

 

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学校の特徴 ~学校からのメッセージ~

本校は開校45周年を迎えた普通科単位制高校である。単位制によって生徒一人ひとりの進路希望に合わせた講座選択が可能であり、生徒の自己実現に繋がっている。また授業だけではなく行事や部活動も大変盛んである。「日本一の体育祭」を掲げる体育祭は、保護者の方々が1000人以上見に来られる程の本校の目玉の一つとなっている。部活動では令和4年度陸上競技部と弓道部が全国大会へ、水泳部が関東大会へ出場するなど多方面で活躍を見せている。

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