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第107回全国高校野球選手権大会 叡明7日に初戦

津田学園(三重)と第3試合

 第107回全国高校野球選手権大会(5~22日・甲子園)の組み合わせ抽選会が3日、大阪市のフェスティバルホールで行われ、初出場の叡明は大会第3日の1回戦、7日の第3試合(午後4時15分開始予定)で津田学園(三重)と対戦することが決まった。
 組み合わせ抽選会では事前に決められた予備抽選番号順にくじ引きを実施。叡明の根本和真主将は30番目に「8B」のくじを引いた。対戦相手となる「8A」は最後の2校まで残り、選手たちは固唾(かたず)をのんで見守っていたという。対戦相手は夏の甲子園3度目の出場。根本主将は「全国に名の知れたチーム。臆さずにプレーしたい」と語った。
 選手らは1日に関西入りし、2日に初の甲子園練習を実施。待ち望んだ甲子園初戦は目前に迫った。根本主将は「甲子園でも自分たちの野球を貫く。目標はまず1勝。チーム一丸で相手に向かっていきたい」と気を引き締めた。

 

自然体で本番を

自分たちの野球貫く

 埼玉代表で甲子園初出場の叡明は主将の根本が予備抽選順30番目にくじを引き、大会第3日の第3試合で津田学園との対戦が決定した。中村監督は「相手は関係ない。県大会までにやってきた叡明の野球をやるだけ」と自然体で本番を迎える。
 津田学園は夏の甲子園3度目の出場。県大会はエース左腕を軸に5試合で3失点の堅守で勝ち上がった。守備から試合を組み立てるスタイルは叡明と似る。根本は「津田学園は三重の強豪。名前に負けずに戦いたい」と気を引き締めた。
 チームは1日に大阪入り。2日の午前中に15分間の甲子園練習を行い、球場の雰囲気を味わった。根本は「幼少期から憧れていた景色が広がっていた。浜風やグラウンドを実際に体験して実感が湧いてきた」と高揚感を口にした。
 埼玉大会は準々決勝までの5試合をコールド勝ち。準決勝、決勝は接戦をものにする勝負強さを見せた。根本は「埼玉139チームの代表として恥じないプレーをする。甲子園を楽しみ、これまでに培ったものを全て出す」と気合十分だ。

 

=埼玉新聞2025年8月4日付け1、7面掲載=

 

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学校の特徴~学校からのメッセージ2025~

2015年に校名を「叡明高等学校」に変更し、校舎を越谷レイクタウンへ移し、男女共学校として生まれ変わりました。地域連携では毎年越谷市の阿波踊りに参加したり、「自主自立」を掲げる校風のもと、生徒自身が各種行事へ参画し、企画運営を行ったりと、校内は常に活気に溢れています。

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