「全力で応援」共に戦う
野球部支える女子マネジャー
選手に寄り添う浦和実の女子マネジャー3人。(右から)五十嵐心音さん、鈴木琴乃さん、伊藤理央さん
浦和実硬式野球部を支える3人の女子マネジャーも初の聖地に胸を躍らせる。新2年の伊藤理央さんは「全力で応援したいし、そういう環境づくりをしていきたい」と自分の役割を定める。
メンバーに帯同する新3年の五十嵐心音さんは「ほかの強豪校と違ってうちはグラウンドの環境が悪い。それでも勝てるんだぞと、最大限頑張ってほしい」。同新3年の鈴木琴乃さんは「選手がやりやすいようしっかり動いて、みんなには最後まで諦めずに戦ってほしい」と部員に寄り添い、共に戦うつもりだ。
守り勝って一日も長く
21年3月卒 埼玉西武 豆田 泰志 投手
後輩たちにエールを送った浦和実のOB・豆田泰志投手
頼もしいOBからも激励の言葉が届いた。在学時、2019年の夏の埼玉大会4回戦で浦和学院を2安打に抑え2―0で完封勝利。20年の育成ドラフト4位で埼玉西武に選ばれ、21年3月に浦和実を卒業した豆田泰志投手=越谷市出身=は〝1日でも長く〟と後輩たちの晴れ舞台を見守る。
「1勝でも多く勝ってもらえればと思う。(1回戦の相手・滋賀学園は)甲子園に出たことがあって強いことは確か。まずは初戦に勝って、校歌を甲子園に響かせてもらいたい。浦和実は毎年守れるチームなので、守り勝つ野球が見たい。頑張ってください!」
培った力を信じて
大野元裕知事
対戦相手が決まり、初戦に向け一段と闘志が湧いてきたことと思います。甲子園では、関東大会や冬場の厳しい練習で培ってきたチームの力を信じて、一戦一戦全力プレーで頑張ってください。皆さんの健闘を県民の皆さまと共に、心からお祈りします。
絆深め100%発揮を
日吉亨教育長
対戦相手の滋賀学園高等学校は、注目度の高い学校です。初戦までにチームの絆をさらに深め、これまで培った力を100%発揮し、一丸となって試合に臨んでください。皆さんのご活躍を、心から祈念しております。
成長した姿に期待
清水勇人さいたま市長
春夏通じて初の甲子園出場おめでとうございます。県大会での初優勝、関東大会でのベスト4の健闘からさらに成長した姿を見せていただくことを期待しています。甲子園での大活躍を135万さいたま市民とともに祈っています。
甲子園を楽しんで
斎藤明博県高野連会長
いよいよ第97回選抜高校野球大会が開幕します。滋賀学園戦に向けた調整に余念がないと思います。バッテリー中心の守備からリズムをつくる浦実スタイルを崩さず、試合を進めてください。そして、甲子園球場での試合を大いに楽しんでください。
堅守生かし好機を
神谷進県高野連専務理事
浦和実業学園高等学校関係者の皆さま、第97回選抜大会出場おめでとうございます。記念すべき初出場です。独特の雰囲気にのまれることなく聖地での試合を楽しんでください。投手を中心としたディフェンスから流れをつくり、好機を確実に生かす堅実な戦いぶりを楽しみにしています。
=埼玉新聞2025年3月18日付け特集紙面掲載=
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