目標へ「粘り強く努力」
今年1月2、3日に行われた「第101回東京箱根間往復大学駅伝」で、関東学生連合チームの一員として10区に出場した狭山市の武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部4年生の福本陽樹(はるき)さん(22)が今月21日、母校の県立深谷商業高校で講演した。箱根駅伝を走るという夢を実現させた福本さんは「目標を立てて、それに向けて粘り強く努力してほしい」と後輩たちにメッセージを送った。
母校で講演する福本陽樹さん=21日午前9時25分、深谷市原郷の県立深谷商業高校
福本さんは本庄市出身。市立本庄南中学校で陸上を始め、高校時代は県高校新人大会の3000㍍障害で4位に入った実績を持つ。同大は箱根駅伝の予選で20位だったが、関東学生連合のメンバーに選ばれ、10区で横浜市の鶴見中継所から都内の大手町・読売新聞社前までの23㌔を駆け抜けた。
講演で福本さんは中学時代、知識が乏しかったことから、トレーニング用のシューズで大会に出場していたことを紹介。強豪高校では大会に出られない可能性もあったため、同校に入学を決めた。高校3年生の時には新型コロナウイルスが流行し、全大会が中止になったが、「大学4年生で箱根駅伝を走る」という目標に向かって努力を続けた。
福本さんは「高校時代から箱根駅伝が目標だったが、それを茶化すような人はいなかったし、いい仲間に出会えた」と強調。大学卒業後も実業団で競技を続ける予定で、「周囲の目は気にせず、目標に向かって自分で考えることが大切。本当に好きなことを見つけて、高校生活を楽しんでほしい」と話した。
同校陸上部の内田幸子顧問は「入学時から走り方がほかの子と違って、バネがあった」と当時を振り返る。陸上部元顧問の金子準一郎さん(61)は「高校時代に大きな実績がなく、誰もが無理だと思うようなことでも最後まで諦めずにやり遂げた」と教え子の成長ぶりに目を細めた。
いずれも陸上部部長で2年生の松木翔琉(はる)さん(17)は「同じ陸上部として誇らしく思う。あと1シーズンあるので、自分も自己ベストを更新し、大きな大会に出たい」と語り、石川桃子さん(17)も「今年で陸上生活もラストなので、自己ベストを出したいし、もっと努力が必要だと思った」と大きな刺激を受けていた。
箱根駅伝10区で高輪ゲートウェイ駅付近の給水地点を走る福本陽樹さん(県立深谷商業高校の並木光二郎教諭撮影)
=埼玉新聞2025年3月27日付け12面掲載=
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