日吉亨教育長(前列左から5人目)を表敬訪問した高校生ら=18日午後、県庁第二庁舎
今年の夏に行われた「全国高等学校総合文化祭(総文祭)」や「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)生徒研究発表会」、また3月の「ロボカップジュニアジャパンオープン2024」で、優秀な成績を収めた県立高校の生徒らが18日、県庁を訪問し、日吉亨教育長に大会成果を報告した。
訪問したのは、総文祭新聞部門で最優秀賞を受賞した松山高校新聞部、SSH生徒研究発表会で文部科学大臣表彰を受賞した浦和第一女子高校3年生の島田真理乃さん(18)、ロボカップジュニアジャパンオープンで準優勝し世界大会に出場した川越高校物理部など、計8校の生徒ら23人。
松山高校3年生で新聞部部長の本郷駿さん(18)は「昨年も最優秀賞を受賞し、2連覇に対する重圧もあった」と振り返った。年140回を超える外部取材に加え、校内新聞を約100回発行するなど、1年間の精力的な活動が実り目標を達成。「先輩にいい報告ができてうれしい」と本郷さんは喜んだ。
川越高校物理部を代表して報告した3年生の野上創央(そお)さん(17)は「3年間、目標としていた世界大会の出場。昨年はあと一歩で逃した」と悔しさを糧に日々の研究を続けた。世界大会で7位入賞という結果に「想像以上の順位。視野を広げる経験になり、結果以上の学びも多かった」と笑顔で語った。
報告を受けた日吉教育長は「これからの社会は皆さんがつくり上げていく。大きな世界に羽ばたいていけるように、具体的な目標を持って物事に取り組んでほしい」と期待した。
=埼玉新聞2024年10月31日付け10面掲載=
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