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総文祭など優秀者 教育長に結果報告

松山高校新聞部は3連覇

日吉教育長に結果を報告する松山高校の生徒=24日午後、県庁

 

 7月26~31日に行われた全国高等学校総合文化祭(総文祭)や8月4~6日に行われた全国高等学校囲碁選手権など、文化系部活動の全国・世界大会で優秀な成績を収めた県立高校の生徒らが24日、県庁で日吉亨教育長に大会の結果を報告した。
 訪問したのは、総文祭新聞部門で最優秀賞を受賞した松山高校新聞部や、国際生物学オリンピック(IBO)で銀メダルを受賞した大宮高校3年生の大島寛生さん(18)など、計8校の生徒ら19人。
 松山高校3年生で新聞部部長の根本翔太さん(18)は「重圧はあったが、部員との積極的なコミュニケーションや、できるだけ自分たちでやることを意識して取り組んだ」と、約1年で126回もの校内新聞の発行など、精力的な活動で3連覇を達成した。約130人の後輩部員に向けて「大会の成績にこだわらず、新聞作りを楽しんでほしい」とエールを送った。
 7月のIBOフィリピン大会で銀メダルを獲得した大島さんは「英語での意思疎通は難しかったが、優秀な各国の代表と仲良くなれたのは、素晴らしいことだった」と話し、「将来は、コンピューターなどを使って生物学のデータを解析する生物情報学の研究者になりたい」と語った。
 日吉教育長は「支えてくれた周りの人や仲間への感謝を忘れずに、次のステージでも目標を決めて頑張ってほしい」と述べた。

 

=埼玉新聞2025年10月26日付け2面掲載=

 

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