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花咲徳栄ナインら県庁・議会訪問/野球部 地元加須で壮行会

生田目主将「1試合でも多く」

斉藤邦明県議会議長(中央)を表敬訪問した花咲徳栄の選手ら=1日午前、県議会議事堂

 

 第106回全国高校野球選手権埼玉大会で優勝し、5年ぶり8度目の夏の甲子園出場を決めた花咲徳栄高校(関正一校長)野球部の選手、監督らが1日、県庁を訪れ、堀光敦史副知事、日吉亨教育長、斉藤邦明県議会議長をそれぞれ表敬訪問した。
 県議会議事堂では斉藤議長が「ヤマハで活躍している高杯翼君が私の家の裏に住んでいた。どこの高校も公平に応援するが、何となく肩入れしてしまっている」とエピソードを披露し、「また埼玉県に深紅の大優勝旗を、2度目の優勝をしていただけたらうれしい」とエールを送った。
 生田目奏主将は「厳しい戦いが続いたが、5年ぶりに甲子園の切符を手にすることができた。全員でつなぐトクハルの野球を1試合でも多くできるように頑張りたい」と話した。
 チームは2日午前に出発。全国大会は4日に組み合わせ抽選会が行われ、7日に開幕する。

 

甲子園でも粘りの野球発揮

「甲子園では全てを出し切る」と意欲を話す岩井隆監督=1日午後、加須市役所1階市民ギャラリー

 

 夏の甲子園、第106回全国高校野球選手権大会に5年ぶり8度目の出場をする花咲徳栄高校野球部が1日、加須市役所1階市民ギャラリーで市の壮行会に臨んだ。岩井隆監督は「甲子園でも粘りの野球を発揮したい」と健闘を誓った。
 壮行会は午後5時から行われ、多くの人が駆け付けた。岩井監督は「埼玉大会では相手の粘りもあって苦しむ場面が多々あったが、粘り勝つことができた。甲子園でも全員野球と粘りで、全てを出し切りたい」とあいさつした。
 角田守良市長は「甲子園出場を地元の市長として誇らしく、うれしく思う。チーム一丸となって、誇りと粘りを持って戦い抜いて、願わくば先輩たちのように、深紅の大優勝旗を加須市に持ち帰ってください」とエールを送った。
 壮行会では、加須市自治協力団体連合会、商工会、スポーツ協会の役員などが激励した。「甲子園の大舞台を大いに楽しみ、一瞬一瞬を胸に刻み、力を発揮してください」「協会では一丸となって応援している」などの声が寄せられた。 

 

=埼玉新聞2024年8月2日付け2面、3日13面掲載=

 

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