再び深紅の優勝旗を
「甲子園でも全員でつなぐトクハル野球をする」と決意を話す生田目奏主将=7月31日午前、加須市の花咲徳栄高校
第106回全国高校野球選手権埼玉大会で優勝し、5年ぶり8度目の夏の甲子園出場を決めた花咲徳栄高校(関正一校長、生徒数1677人)の野球部が7月31日、同校での壮行会に臨んだ。「再び深紅の優勝旗を埼玉に」と期待が高まった。
ナインは、埼玉大会の優勝メダルを掛けて、胸を張って入場した。今季の秋季、春季県大会も制して1991年以来33年ぶりとなる3冠の偉業を達成している同校野球部。三つの優勝旗が壇上に飾られて、県内完全制覇を示した。
関校長は「本校野球部の悲願である3冠達成、執念の完全制覇は立派。練習の成果を発揮し、結実してくれた。次は、2017年の甲子園優勝に続いて、再び優勝旗を持ち帰ってほしい」と期待した。
野球部員でもある生徒会長の山田勘太郎さん(3年)は「(埼玉大会の)準々決勝の西武台戦、決勝の昌平戦の苦しい場面を勝った姿に感動した。甲子園でも苦しい場面が多いと思うが、勝ち上がると信じている」と話した。
声援を受け、生田目奏主将(同)は「厳しい戦いが続いたが、甲子園切符を手にすることができた。埼玉大会では声援が力になり、堂々とプレーできた。甲子園でも、全員でつなぐトクハル野球で頑張りたい」と意欲を話した。
=埼玉新聞2024年8月1日付け8面掲載=
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