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蚊媒介感染 啓発ポスター県庁に掲示ー新座総合技術高校

新座総合技術高校×アース製薬 蚊媒介感染 防ごう
県庁にポスター掲示

 

 県教育委員会が取り組む「越境×探求!未来共創プロジェクト」の一環で、県立新座総合技術高校の生徒がアース製薬(東京都千代田区)から蚊媒介感染症について学び、対策、啓発ポスターを作成した。同校3年の塚原裕也さん(18)と長坂莉空さん(18)が8日にオンラインで、県教育局市町村支援部の古垣玲副部長らに活動を報告し、アース製薬営業二部の大野広之部長から感謝状が贈られた。

 

オンラインで活動を報告した県立新座総合技術高校の生徒(中央モニター左から2人)とアース製薬大野広之営業二部部長(左モニター)ら=8日、県庁

 

 同プロジェクトは学校外の実社会からの学びを充実、生かすことを目的に実施している。同校総合ビジネス科の生徒は昨年7月からアース製薬の事業内容などを学ぶなど準備を重ね、12月にポスターを完成させた。ポスターは蚊やダニを媒介した感染症や、虫よけ剤の正しい利用を啓発する内容になっている。

 長坂さんは「人の視線の動きを考慮するなど難しい部分もあったが、最終的にいい作品ができた」と報告。塚原さんは「デザインは得意だったがキャッチコピーで困った。友達にアドバイスをもらい、お互いの長所を生かしながら作った」と話した。

 大野部長は「若い方の視点で作っていただき、非常に新鮮だった。いいポスターを作っていただいた」と話した。ポスターは30日まで県庁3階の渡り廊下に掲示。

 

=埼玉新聞2022年3月11日付け13面掲載=

 

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