
農園との取り組みに参加してきた筑波大付属坂戸高校の藤田健太さん(右)、福浦璃子さん(中央)、山見知恵さん=7日、越生町上野東4丁目
梅の花を観賞しながらグルメやイベントが楽しめるイベント「梅凛(ばいりん)フェス」が7日、越生町の山口農園で行われた。フェスには、筑波大学付属坂戸高校の生徒約30人も駆け付け運営を支えた。
4回目の開催となったイベントのコンセプトは、「令和日本の新しいお花見」。生徒たちは、狭山茶のワークショップや校内で育てた小麦を使用したコッペパンなどを販売する出店、梅の花のライトアップ、クイズラリーを企画・運営していった。
今年初開催となったクイズラリーは、サクラやウメ、モモなどに寄生し、幼虫が木の中を食い荒らす外来昆虫「クビアカツヤカミキリ」をテーマに扱った。同町の農家も困っているこの虫について、多くの人に知ってもらうことを目的に実施したという。
梅凛フェスの企画・運営に携わってきた生徒の中には、このイベント以前から、同農園とタッグを組み子どもを対象としたイベントを開いてきた生徒も多い。「実際に現場に来ることによって、深堀りできることがたくさんあった」と、3年生の山見知恵さん(18)。2年生の福浦璃子さん(17)は「この場所が好きで活動を続けている。運営に関わることで臨機応変さも身に付いた」と声を弾ませた。
1年次から農園に関わってきた3年生の藤田健太さん(18)は、「地域の風習や問題、価値観、文化の違いなどを理解することの重要性を実感した」と強調。その上で「そういったことを認め合った上で、輪がつないでいける人間になっていきたい」と意気込みを語った。
=埼玉新聞2026年3月13日付け7面掲載=
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