研修で講師を務めた佐藤春香氏=13日、花咲徳栄高校
大塚製薬北関東支店は13日、「脱水予防」をテーマにした研修を加須市花崎の花咲徳栄高校で実施した。同校の部活動顧問ら約30人が参加した。
同社は日本スポーツ振興センターと大塚ホールディングスの共同プロジェクト「TCRP NEXT」の運営を担う。スポーツ分野で国際競技力向上のためのコンディショニングに関する研究や、その成果を国民のライフパフォーマンス向上へ活用、応用するための啓発活動を推進している。
今回の研修は「アスリートのためのトータルコンディショニングガイドライン」の活用を提案したことがきっかけ。同校で本格的に開始した「花咲徳栄高等学校トータルコンディショニングプログラム」の一環として実施した。
研修では県スポーツ栄養研究会所属で、公認スポーツ栄養士の佐藤春香氏が講師を務めた。「熱中症予防には深部体温を下げる脱水予防が重要で、スポーツドリンクとアイスラリー(細かい氷の粒子が液体に分散した状態の飲料)の併用が効果的」などと解説した。
同校では今後もさまざまな分野の専門家を招いて講演や研修を行い、次年度は生徒や保護者も参加する形にプログラムを進化させていく方針。
=埼玉新聞2024年6月24日付け11面掲載=
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