出前授業の講義に耳を傾ける生徒=21日、熊谷農業高校体育館
JAバンク埼玉県信連(さいたま市浦和区)は、金融教育の出前授業「高校生のための金融リテラシー講座」を熊谷市の熊谷農業高校で開いた。
学生指導要領に基づく家庭科カリキュラムの一環で、3年生212人を対象に信連職員が講師を務め、「金融リテラシー」「キャッシュレス」「資産形成」「金融トラブル」の4項目に分けて解説した。レジュメは金融庁の教材を基にし、熊谷農高生へのアンケート結果を盛り込むなど生徒の理解度アップに努めた。
生物生産技術科3年の武石実來さん(17)は「これからスマホ決済や自分で契約を結ぶ機会が増えると思うので、参考になった。お金のトラブルに巻き込まれないようにしたい」と述べた。
JAバンク統括部の小林武史副部長は「成年年齢18歳引き下げもあり、JAの立場から自分の将来の暮らし方について考えてもらう機会を提供し、必要なお金の準備と方法を伝えていければ」と話した。
=埼玉新聞2023年11月29日付け4面掲載=
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豊かな自然の中で、生徒たちが協力して「ものづくり」に励み、作る喜び、協力する喜び、完成する喜びを味わっています。部活動も運動部・文化部ともに盛んです。農業高校ならではの「農業クラブ活動」も活発に行っています。
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