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関東高校大会 自転車 弓道 バドミントン 重量挙げ バスケットボール ホッケー 結果

自転車
男子団体追い抜き 浦和北2連覇

(第1日、3日・大宮双輪場)
 男子2種目の決勝などを行い、男子4000㍍団体追い抜きで浦和北(鈴木、田中、海老島、千葉)が2大会連続で栄冠に輝いた。

 

女子500㍍ 中島(川越工)に栄冠

(第2日、4日・大宮競輪場)
 男女計5種目の決勝などを行い、女子500㍍タイムトライアルで中島瞳(川越工)が37秒761で栄冠に輝いた。

 

スプリント 小川(川越工)初制覇
ケイリン 阿部(川越工)が初頂点

(最終日、5日・大宮競輪場)

 男子4種目の決勝などを行い、県勢はスプリントで小川純平(川越工)が初の栄冠に輝いた。ケイリンは阿部凪汰(川越工)が12秒262で初の頂点に立った。

 

基本徹底 好敵手制す

スプリントで優勝した川越工の小川純平(左)

 

 県勢対決となったスプリント決勝は、川越工の小川が1、2回戦で1位に輝き、初の頂点に立った。「やっと上に立てた」とほほ笑んだ。
 決勝は、これまで一度も勝ったことがない鳩山の森永との一騎打ちになった。「自分は弱いから、がむしゃらに頑張らないといけない。基本を大事にして練習してきた」と大舞台で成果を見せた。
 1回戦を難なく先取して流れをつかむと、2回戦は最終コーナーまでリードを許す状況。だが、「前に出ないと勝てないから差すしかない」と残りの直線で先頭を捉えて、決勝線寸前で追い抜いた。
 中学時代は陸上部。六つ上の兄に憧れて高校から自転車を始めた高校3年生は「冷静になってできたし、予定通りのレースだった」と自信を手にした様子だった。

 

予定通りの終盤勝負

 ケイリンは、川越工の阿部が最終周で3位から追い上げを図り、差して接戦を制した。
 終盤勝負で勝つために、太田コーチの後ろに付き、最後にスパートをかける練習を積んできた。その成果が発揮され、「ゴール直前で先頭の2人が見えたから、いけるなと思った」と最終コーナーで詰め寄って予定通りのレース展開で栄冠を手にした。
 競輪選手を夢見る阿部は「競輪養成所(の試験)に合格するため、踏ん張る力を鍛えたい」とこれからの成長に期待だ。

 

 

弓道
(4、5日・神奈川県海老名運動公園総合体育館)

女子個人 武蔵(栗橋北彩)初優勝
男子団体 川越が2度目V

 男女の個人と団体の決勝トーナメントなどを行い、女子個人は武蔵穂乃花(栗橋北彩)が初優勝した。
 男子団体は川越(浜野、太田、高河、金井塚)が決勝で足利大付(栃木)を11―9で下し、2大会連続2度目の栄冠を手にした。

 

バドミントン
(4、5日・くまがやドーム)

男女の埼玉栄制す

 男女団体の決勝までを行い、男女ともに埼玉栄が優勝した。男子は決勝で実践学園(東京)に2―0で快勝し、4大会連続18度目の栄冠に輝いた。女子は決勝で西武台千葉に2―0のストレート勝ちし、3大会ぶり19度目の頂点に立った。

 

重量挙げ
(4、5日・茨城県石岡一高多目的ホール)

男子102㌔級 鈴木(埼玉栄)優勝

 男女計16階級を行い、男子102㌔級の鈴木星空(埼玉栄)がスナッチで121㌔の大会新を記録し、トータル271㌔で栄冠に輝いた。

 

バスケットボール
(4、5日・神奈川県小田原アリーナ)

男子A組 正智深谷が初V
埼玉栄は準々敗退

 男子の準決勝までが行われ、各都県の上位校が出場するA組の準決勝で正智深谷が八王子学園八王子(東京)に89―83で競り勝ち、初の頂点に立った。決勝は行わず、各組で準決勝の勝利チームが優勝となる。正智深谷の栄冠により、12月に開催される全国高校選手権の県出場枠が2校になった。
 同じくA組の埼玉栄は準々決勝で実践学園(東京)に62―86で敗れた。

 

ホッケー
(4、5日・栃木県今市少年SCほか)

飯能 2度目の女王

 男女の決勝などを行い、女子の飯能は決勝で巨摩(山梨)に2―2のSO戦を制し、4年ぶり2度目の栄冠を手にした。男子の飯能南は、決勝で今市(栃木)に3―5で敗れた。 
 女子の飯能と男子の飯能南は、全国高校総体(7月30日~8月3日・徳島)に出場する。

 

=埼玉新聞2022年6月4日付け6面、5日付け8面、6日付け7面掲載=

 

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