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関東高校県予選 バスケットボール ボクシング 結果

バスケットボール(第4日、最終日、20、21日・深谷ビッグタートル)

男子 正智深谷が6連覇
女子 埼玉栄6度目優勝

 男女の決勝などが行われ、男子は正智深谷が6大会連続11度目の栄冠を手にした。女子は埼玉栄が2大会ぶり6度目の頂点に立った。
 男子の正智深谷は準決勝で埼玉平成に116―78で大勝すると、決勝も91―80で埼玉栄を破った。女子の埼玉栄は準決勝で正智深谷に70―62で競り勝ち、決勝では久喜を87―60で下した。
 男女の上位4校が、関東高校大会(男子=6月4、5日・神奈川、女子=同11、12日・栃木)に出場する。

男子決勝 正智深谷―埼玉栄 第4クオーター、正智深谷の穴沢がシュートを放つ

 

意地の勝利 守備に課題

 王者が意地を見せた。第1クオーターを追う形で終えた正智深谷が、最後は11点差で埼玉栄を下した。成田監督は「きょうは関東予選の中で一番ダメ」と厳しい一言。中を攻めさせない堅守が伝統だが、相手に自由に点を決められての競った展開が課題となった。
 その中で流れを引き込んだのはガードの穴沢。果敢なドライブを武器に決勝で25得点。穴沢は関東大会に向けて「良い守りが良い速攻につながる。ディフェンスを一から見直していく」と気を引き締めた。

 

堅守速攻で らしさ発揮

 埼玉栄は同点の第2クオーターに堅守速攻で流れを引き寄せると、石川の連続3点シュートなどで一気に久喜を引き離した。主将の衣川は「全員でやれば守れる」と話した。
 前半は攻守ともに個人プレーが目立ったが、後半に修正。目(さっか)監督は「技術も身体の強さもあるのに、心がついてきていない」と気持ちの面を課題に挙げた。
 昨年は関東大会B組で1回戦敗退。今年はA組での出場だ。衣川は「挑戦者として、栄らしいバスケを見せつけたい」と活躍を誓った。

 

ボクシング(21、22日・大利根文化体育館)

男子ウエルター級 中村(秀明英光)制す

 男子7階級の決勝などが行われ、ウエルター級決勝は中村隼也(秀明英光)が深井龍生(秀明英光)を2―1の判定で破り頂点に立った。バンタム級は伊達勇次郎(花咲徳栄)が柿沼圭佑(秀明英光)を3―0の判定で下した。
 各階級の上位2人と認定王者になった男子ミドル級の青柳創大(秀明英光)、女子ピン級の益岡未藍(花咲徳栄)、同ライトフライ級の吉田すず(花咲徳栄)、同ライトウエルター級の松本果歩(花咲徳栄)が関東大会(6月3~6日・東京)に出場する。

 

=埼玉新聞2022年5月22日付け9面および23日付け7面掲載=

 

 

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